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TOP > デジラマギャラリー > ガンダムストーリー > 0083 スターダストメモリー


  宇宙世紀0079、12月。
地球連邦とジオン公国による戦争は佳境に入り、ジオン公国の宇宙要塞ア・バオア・クーでの最終局面を迎えていた。



  量産機とは色の違う青いゲルググが、連邦の侵攻を阻止すべく戦っていた。
アナベル・ガトー大尉 「連邦の雑魚どもがっ!!」
  その青いゲルググを駆るパイロットは、連邦から「ソロモンの悪夢」と恐れられていたアナベル・ガトー大尉である。
アナベル・ガトー大尉 「ギレン閣下のためにも、ここを突破させるわけにはいかんのだ!」
 

ガトーがビームサーベルで連邦のジムの腕を斬り、コクピットを貫いた。
その素早い攻撃に、近くにいた連邦のパイロットは震え上がり、なす術もなく次の攻撃対象となった。




  しかし、連邦は数で圧倒し攻め入ってくる。
さすがのガトーも一瞬の油断を突かれ、ゲルググの右腕を損傷してしまった。
ガトーは、付近にいたグワデンに通信を入れた。
アナベル・ガトー大尉 「アナベル・ガトー大尉である。着艦許可願う。

 

ガトーが着艦したグワデンは、エギーユ・デラーズ大佐が指揮を執る船であった。
そのデラーズ大佐のもとに、通信が届いた。

エギーユ・デラーズ大佐 「なにっ!?ギレン総帥が戦死されたと!?
ジオン軍一般兵 「はい。ア・バオア・クーは全権、キシリア閣下の元へ移行しました。
エギーユ・デラーズ大佐 「・・・。図ったな、キシリア!
 

デラーズは、少し考えた後に各員に指令を下した。

エギーユ・デラーズ大佐 「全艦、全モビルスーツを集結させよ!我が隊はこの空域より撤退する。」




  ガトーは、ゲルググの修理が待てず別のモビルスーツに乗り込もうとしていた。
ジオン軍整備兵 「大尉、駄目ですったら撤退命令が出てるんですよ!
  そこへ、デラーズ大佐が現われた。
エギーユ・デラーズ大佐 「待て、ガトー!。貴公の母艦ドロワは沈んだ・・・。
アナベル・ガトー大尉 「ドロワがっ!?
エギーユ・デラーズ大佐 「我が総帥、ギレン閣下も亡くなられた。我々は、ア・バオア・クーより撤退する。我らは生きて総帥の志を継がねばならんのだ。」
アナベル・ガトー大尉 「生き恥をさらせと?私は行きます!
エギーユ・デラーズ大佐 「ならん!今は耐えるのだ。生きてこそ得ることのできる栄光を、この手に掴むまで・・・。その命。わしが預かる。いいな・・・。

  一年戦争最大の激戦となったア・バオア・クーの戦いの後、地球連邦政府とジオン共和国は終戦協定を結んだ。だがそれは新たな戦いの始まりを意味していた。